印鑑を通販で購入する際の注意点や素材として用いる石の選び方

印鑑は書類の内容を確認して同意したことを示す重要な物です。日頃から慎重に取り扱う必要がある他、縁起物として珍重される傾向もあります。また、店頭で注文するだけではなく、通販で購入する方法も広く普及していますが、実物を自分の目で確認できない点には注意しなければいけません。

ここでは通販の上手な利用法や素材に用いる石選びについてお伝えしていきます。

通販で印鑑を購入するメリット

印鑑の購入は専門店での注文が従来の方法でしたが、通販業者の増加により買い物のスタイルも多様化しました。

店頭に出向く手間をかけず、自宅や職場に居ながら必要な印鑑を購入できるのが通販を利用するメリットです。参考元…おしゃれ印鑑販売

また、通販なら複数の印鑑を比較して入念に吟味することができます。時間や地域を問わず購入手続きができる他、ゴム印などの安価な印鑑のまとめ買いが可能なのも通販ならではの魅力と言えるでしょう。

通販を利用する際の注意点

通販で印鑑を購入するのはメリットが多い一方で注意点も少なくありません。手元に届くまで実物を自分の目で確認できない点はしっかりと把握する必要があります。見本画像と製品が必ずしも同一とは限らないので、利用する際は口コミなど通販業者に対する評価を確認することが重要です。

特に高級な印鑑は職人が手彫りで作るので、同じ印鑑でもそれぞれ質感や仕上がりがわずかに異なります。字体や手に馴染む感覚など、こだわる部分が多いほど業者選びは慎重に行わなければいけません。知名度や販売価格で安易に即決せず、必要な情報を集めて冷静に判断することを心がけます。

また、購入時の支払い方法も重要な選択肢のひとつです。クレジットカードでの決済は手続きが容易ですが、重要な個人情報を提示することになるので信頼できる業者を選ぶ必要があります。電子マネー決済を受け付ける業者も増加していますが、必ずしもすべての電子マネーに対応しているとは限りません。

送料や手数料などを別に請求する所もあるので、印鑑だけの価格を見て選ぶのは早計と言えます。業者によっては使用できる漢字が限られている所もあるので、氏名や会社名などに使われている漢字の確認も忘れてはいけません。

印鑑の素材に使われる石の種類

現在の印鑑は安価な物ならプラスチックや木、高級品なら象牙やべっ甲などが素材として使われていますが、高級印鑑によっては珍しい石を使っている物もあります。俗にパワーストーンと呼ばれる綺麗な宝石は持つ人に幸運をもたらすとされ、縁起物として扱われる印鑑とは相性が良いことで知られています。

透き通るように輝く水晶やアメジストは気品のある美しさから人気が高く、宝石印鑑の代名詞と言っても過言ではありません。淡い黄緑色のヒスイは高級かつ神聖な宝石として古くから珍重されていました。印鑑も例外ではなく、小さいサイズでも高額になることは珍しくありません。

宝石印鑑はその多くが高額ですが、高級感のある印鑑を作るのに最適と言えます。宝石以外の鉱物では遼凍石が印鑑に多く使われています。遼凍石は縞模様がある物や淡い茶色、ごま塩のようなまだら模様がある物など種類は多彩です。

まったく同じ柄の物は存在しないと言われるほど表情が豊かな石なので、個性的な印鑑作りに適しています。鉱物の中ではやや柔らかい素材なので加工しやすく、細かい字体を彫るのも難しくありません。安価な素材も多く出回っているので、お金をかけずに石の印鑑を作ることができます。

石の印鑑を長持ちさせる工夫

石で作った印鑑はずっしりとした質感があるので落ち着いた雰囲気を演出することができます。頑丈で摩擦に強いのが特徴ですが、固い反面、衝撃に弱いので注意が必要です。ぶつけたり落とした拍子に割れてしまうおそれがあるので、石の印鑑は丁寧に扱うことを心がけます。

素材によっては水に濡れると膨張してひび割れが生じることもあります。朱肉で汚れた際は乾いた布で拭き取り、水はつけないのがお手入れのコツです。保管する際は一本ずつ個別に分けますが、これは印鑑が他の物に触れて傷が生じるのを防ぐためです。

石の印鑑は固くて頑丈ですが、金属など石以上に固い物が触れるとその部分に傷が生じます。ネジなどの金具が擦れて傷つくケースが少なくありません。必ず専用の印鑑ケースに収納し、衝撃が生じない所を選んで保管します。

使った後は朱肉を拭き取って汚れを残さないのも綺麗に保つ工夫です。石作りの印鑑はカビや害虫の被害に遭う心配がありませんが、日焼けによる変色や劣化の可能性はあるので暗所に置きます。

石の印鑑を購入する際の業者選び

石の印鑑を通販業者から購入する際はサンドブラストによる加工の有無が重要な決め手です。高級品は熟練の職人が手彫りで作るので高額になりますが、安価な量産品の場合は印面加工の設備であるサンドブラストを使うのが普通です。

砂粒のような細かい研磨剤を吹き付けて印面を削るのがサンドブラストの仕組みですが、手彫りよりも時間がかかりません。そのため、緻密な仕上がりの印鑑を安く販売することができます。画数が多い漢字でもサンドブラストなら形を崩さずに彫ることができるので特注品にも対応できます。

通販業者は安く利用できるのが魅力ですが、安いうえに高品質な印鑑を選ぶなら加工方法にこだわる業者を選ぶことを忘れてはいけません。また、業者が素材の知識を持っていることも無視できないポイントです。様々な素材を扱っていたとしても、素材ごとの特徴や加工方法を知らなければ良質な印鑑を作ることはできません。

通販業者に印鑑作成を依頼する際は素材の強度や重さ、印面を加工する設備の特徴などを確認します。依頼者からの問い合わせにしっかりと返答できる業者なら安心して印鑑作りを任せることができるでしょう。逆に、問い合わせた内容に対して明確な返答ができない所は仕事の質が低い可能性を否定できません。

印鑑は長く使い続ける物なので、いい加減な姿勢の業者は選ばないように注意しましょう。

こだわりの印鑑ほど愛着を持って長く使うことができる

石で作った印鑑は高級感がある他、重みのある上品な質感が特徴です。単に捺印するだけではなく、印鑑を使うことが特別な行いであることを認識することができます。宝石など高級な鉱石を使った印鑑は高額な物が多いですが、こだわって作った物なら愛着もわき、長く使っても飽きることがありません。

他との差別化を図る他、長く愛用するなら石作りの印鑑が最適と言えるでしょう。